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妄想バラエティ ~共犯関係 最終回~

2015年07月17日 23:55

どうもー。仕事の後のビール美味しいです。
そうです、海老原 梓です。

でも休みの日に昼から飲むビールが一番美味し以下略。


そんなクズ発言は置いといて。
メンズノンノでの潤くんの発言「共犯関係」をきっかけに長々とやってきた
この妄想バラエティですが、ようやく! 最終回です。
本気で書いたらこれの10倍くらい容易に超えるんですけども
さすがにそれはどうよ、ということで端折りまくったのにずいぶんかかったなあ。
もう誰も読んでいない気もするんですが(笑)、お付き合いくださった方がおられましたら
ありがとうございます!

それにしてもあれですね、警察の知識がドラマ『相棒』しかない人間が
こういう話を書いちゃダメだなと学びました(笑)。

まだ読まれていない方は1から続いていますのでそちらからどうぞ。
注意事項もそちらに書いてあります。


妄想は追記にて。



 【6日前。相葉の店】
相葉「あーすいません今日もう店終わり……大野さんじゃないですかー!
    久しぶりですねー。最近全然顔見せないからどうしたんだろうって
    思ってたんですよ。
    あ、どうぞどうぞ座ってください。もう店閉めちゃったんで
    簡単なものしか作れないですけど」
大野「いえ、今日はご飯食べに来たわけじゃないんで」
相葉「え?」
大野「今日はあなたに、謝らなきゃならないことがあって」
相葉「謝る? 大野さんが俺に?」
大野「あの、僕、釣りが趣味の公務員って言ってたんですけど」
相葉「ああ、ええ、はい」
大野「あ、それは嘘じゃないんですけど。釣りは趣味ですし。
    ただあの、仕事が、こういうもので……」
相葉「……けい、さつ……?」
大野「僕、15年前に警察官になったんです。で、その、最初に担当した事件が、
    中華料理屋の店主が自分の家に放火したって事件で」
相葉「……!」
大野「倉田さん、いえ、相葉さん……雅紀君」
相葉「大野さん? 大野さんって、もしかして、あの時の……」
大野「あの時は、すいませんでした!」


 【1週間前。警察署内】
櫻井「二宮の奴どこに逃げてんだよ、ったく」
大野「全国に指名手配してるから、見つかるのも時間の問題じゃない」
櫻井「そうかもしんないですけど。……大野さんなに調べてるんですか?」
大野「あいつらの、動機が分からなくて」
櫻井「動機?」
大野「二宮も松本も、そんな簡単に人を殺すような奴じゃないと思うんだよね」
櫻井「簡単に人殺し出来たら困りますけど。……それも、大野さんの勘ですか?」
大野「そうだよ」
櫻井「まあ、大野さんの勘はよく当たりますから信用出来ますけど」
大野「翔君さあ、二人なんだからその呼び方でなくてもいいから」
櫻井「え、あ、ああ、じゃあ、智くん」
大野「うん。でさ、翔君はあの二人が奈奈詞を殺した動機ってなんだと思う?」
櫻井「え……。えーっと、ベタなところだと奈奈詞の詐欺に遭ったとか。
    でも詐欺被害者のリストにはどっちの名前もなかったし」
大野「けど、奈奈詞の詐欺をやたら憎んでたよね、二人とも」
櫻井「あー、じゃあ、家族とか恋人とか親友が詐欺被害に遭ったとか」
大野「俺もそう思ってるんだけど、それらしき人物がいないんだよなあ
櫻井「でもあいつら25、6でしょ。親とかならともかく、その歳で詐欺に遭う友人がいたら
    ちょっと考えものなんじゃ。奈奈詞も大学生とかはターゲット外だったみたいだし」
大野「そこなんだよなあ。どちらかっていうと店とかやってる人間相手……あっ」
櫻井「智くん?」
大野「確か、二宮と松本って山風小学校出身だったよね」
櫻井「うん、小学校時代からの幼馴染だっていう」
大野「そうだこの子……。俺が初めて担当した事件の……」
櫻井「智くん?」
大野「思い出した! この子だ! 動機この子だ!」
櫻井「えっ誰? 相葉……雅紀?」
大野「俺が初めて担当した事件の被害者なんだけど、まさかこんなところで
    繋がるなんて」
櫻井「じゃあこの相葉って人を探せば、もしかしたら二宮達もここに逃げ込んでるかもって
    ことでしょ。この相葉って人の居場所見つければ」
大野「けど、確か雅紀君親戚の家に預けられて、その後は不明なんだよね」
櫻井「今すぐデータベース洗い出すから」

櫻井がパソコンを叩く。
程なくして櫻井が声を上げた。

櫻井「あった! これだ!」
大野「え? あった?」
櫻井「今は親戚と養子縁組して倉田って名字になってる。倉田雅紀。
    で、山風四丁目で中華料理屋やってる」
大野「……えっ……」



店の外で一人、櫻井はさっき大野に言われたことを反芻していた。

大野『15年前ね、俺が警察官になって初めての事件が、
    これから行く、倉田さん……雅紀君のお父さんが自分の家に放火して
    亡くなったって事件だったのね。
    俺は雅紀君を署に連れてって話を聞く役目だったんだけど、
    雅紀君はずっと震えてて何も聞けない状態だった。
    その後、近所の人に話を聞いたら父親が詐欺に遭って全財産失ったらしくて
    もちろん詐欺の犯人捜すために皆で動き回ったんだけど、
    何しろ家が全焼してて手掛かりないし、雅紀君も全然知らないって話だしさ。
    全然犯人が掴めないまま、7年が過ぎた。
    時効になった、って、俺、雅紀君に言いに行けなかった……。
    どんな顔して雅紀君に会っていいのかも分かんなかったし、日々新たな事件も起きるし
    俺もいつしかさ、目の前の事件に埋没してってたんだよね。
    そんな時に、半年くらい前かな、たまたま中華料理屋見つけて入ったら
    今日はもう閉店ですって言われて。
    でも俺めっっっっちゃくちゃ腹減ってたのその時。だからなんでもいいから食わしてくれって
    頼んだら、そんなに言うなら作りますって言ってくれたのね。
    それからその店の常連になって、俺多い時には週に4回とか行ってて、
    すげーどうでもいい話とかで盛り上がって。
    またさ、その倉田さん、って雅紀君なんだけど、がよく笑うんだよ。
    すっげー楽しそうに笑うの。俺の話聞いて。
    でも時たま、すっげー辛そうな顔すんの。何かすごく苦いものを
    飲み込むような顔すんのね。
    それがなんでだか分かんなかったんだけど、今日ようやく分かった』
櫻井『……』
大野『翔君。俺思うんだよね。もし時効前に奈奈詞を逮捕出来てたら、
    倉田さんは多分今頃あんな辛そうな顔はしてなかっただろうなって。
    もしかしたらあの二人も、奈奈詞を殺すことはなかったんじゃないかって』
櫻井『……』

大野の言葉と共に、以前二宮と松本に言われた言葉も頭を巡る。
奈奈詞の詐欺で自殺した人もいる、と二宮は言った。
奈奈詞が死ぬことで喜ぶ人がたくさんいる、と松本は言った。
もしも大野が言う通り、二人が起こした殺人事件が
親友の敵討ちであったならば。
櫻井は目を閉じ、息を吐く。

櫻井「俺は……警察官だから」



相葉「もしもし! ニノ! 電話出てよ! 聞いてんでしょ!
    ……今さっき、警察の人が家に来た。
    ニノと松潤探してるって。
    二人とも、奈奈詞殺しの重要参考人として指名手配されてるって。
    全国どこに隠れても、海外逃亡しようとしても、見つかるって……。
    ねえどこにいんの二人ともさあ! 出てきてよ! 自首してよ!
    俺も一緒に警察行くからさあ! 頼むから! 出てきてよ! ねえ!」



 【現在。廃校になった小学校の教室】
二宮「潤くん、帰りなよもう」
松本「お前が帰るならな」
二宮「俺は帰る場所なんてないもん」
松本「だったら俺だってねえよ」
二宮「潤くんには嫁子ちゃんがいるじゃん。子供だって」
松本「……」
二宮「俺には誰もいないもん。ひとりだしさ。天涯孤独」
松本「俺がいるだろ。まぁも」
二宮「……そうだね」

しばし、沈黙が流れる。

二宮「ねえ、潤くん」
松本「何?」
二宮「俺のしたことって、間違ってたのかな」
松本「……」
二宮「俺はさ、ただ、笑ってて欲しかったんだよね。
    潤くんにも、まーくんにも。
    友達って言えんの二人だけだったから、二人には、笑ってて欲しかった。
    笑顔を守りたかった。
    それだけだったんだよね、ほんとは……」
松本「……俺も」
二宮「ん?」
松本「俺だって守りたかった。カズとまぁには笑ってて欲しかった。
    俺だってそれだけで良かったんだって」
二宮「そっ……か」
松本「多分、いや絶対、まぁもそうだと思う。あいつはそういう奴だから」
二宮「そう、だね。潤くんもまーくんも、そういう人だよね」

松本「そういやさ、ずっと気になってたんだけど」
二宮「なに?」
松本「カズはどうやって、あの愛人の家に辿り着いたんだよ。
    それにお前知ってたんだよな。あの日あの愛人の家に奈奈詞が来るって」
二宮「ああ。それ。聞きたい?」
松本「いや、まあ」
二宮「引かないでね。……誑かした」
松本「は?」
二宮「俺潤くんみたいにカッコ良くはないけどさ、でもテクニックは色々持ってるから。
    ま、俺がその気になれば狙った女の一人や二人くらいね、
    情報聞き出して合鍵貰うくらいは出来るわけですよ」
松本「お前……なんつか、すげえな」
二宮「だから引かないでってば」
松本「いや、引いてるわけじゃなくて。
    ただなんつか、俺女じゃなくて良かったなって」
二宮「んー? 潤くんが女だったら潤くん誑かしてたって?
    しないってそんなこと」
松本「あ、ああ、まあ、そっか」
二宮「ほんとに大事な人にはね、そんなことしないから俺」


突然、ガタン、と音がした。
懐中電灯が二人を照らす。
ハッとして前を見れば、大野と櫻井が立っていた。

大野「ここだと思いました。あなたがた三人の、母校である小学校」
二宮「潤くん逃げてっ」
松本「カズっ」
二宮「いいから逃げろって。ここは俺がどうにかするから」
松本「カズ、もういいから。これ以上罪重ねるな」
二宮「逃げろって。子供どうすんだよっ。犯罪者の子供って言われんだぞ」
松本「じゃあお前子供に言えんのかよ! お前のパパは親友見殺しにして
    一人で逃げましたって! 親友に罪なすりつけてのうのうと生きてますとか
    言えんのかよ!」
二宮「……」
櫻井「二宮さん」

ばさり、と二宮の前に置かれた書類。

櫻井「15年前の、奈奈詞による相葉さんへの詐欺被害の、報告書です」
二宮「……!」
櫻井「無論既に時効が成立していますので我々にはどうすることも出来ません。
    ですが、私には雑誌記者の知り合いがいます。
    彼にこの報告書を記事にしてもらえば、少なくとも相葉さんの事件に関しては
    つまびらかにすることが出来ます」
二宮「……」
櫻井「本来、時効が成立した事件の犯人を公表することは出来ません。
    ですが、私の不注意で情報が流れたということにすれば」
二宮「……でも、そんなことをしたら、あなたの立場が」
櫻井「懲戒免職は免れないと思います」
二宮「じゃあ、なんで、こんな」
櫻井「僕も、あなた方と同じように、奈奈詞という男が許せないと思ったからです。
    けれどもう時効になった事件に関しては警察ではどうすることも出来ない。
    それが決まりだからです。
    警察内部にいる以上、規定は守らねばなりません。
    だから、こういう方法を取るしかないんです」
二宮「いやけど……」
大野「翔君さあ、別にそこまでしなくてもいいじゃん」
櫻井「え? あ? 智くん?」
大野「別にそんなことしなくてもさ、裁判で奈奈詞を殺した動機を言ってくれれば
    それでいいわけだし。ねえ二宮さん」
二宮「あ……、それは、考えた、んですけど、でも、奈奈詞を探すのを
    潤くん、松本君の親戚に頼んだこともあって、それが表沙汰になると、
    松本君の親戚にも迷惑がかかるから」
松本「カズ。いや、そりゃそうだけど」
大野「じゃあそこは伏せたらいいでしょ」
二宮「いやだからそこ伏せたらどうやって奈奈詞に辿り着いたってことになるじゃんよ!」
大野「倉田さんが騙された相手を調べたら15年前の事件に辿り着いた、ってことに
    すればさ、いいと思うんだよね俺は」
二宮「は?」
大野「倉田さん、相葉さんか、奈奈詞に騙された振りしてたんでしょ。
    奈奈詞にわざと詐欺をさせて警察に捕まえさせようとしたって言ってたし。
    だからそれ利用して、騙されたことにして、それで二人が調べたら
    たまたま15年前の事件に行き着いた、ってことにすればいいんじゃねえのかなあ」
櫻井「あの、でも智くん、そんな都合のいい話」
大野「あってもおかしくないでしょ別に。いいんだよ奈奈詞もう死んでんだから
    ちょっとくらい話盛ったって」
櫻井「いやいやいやあんた警察官でしょうが!」
大野「大丈夫だって、バレなきゃ」

櫻井が頭を抱える。
そんな二人のやり取りを、二宮と松本はただぽかんと見つめていた。


二人はそのまま逮捕された。
裁判では大野のシナリオ通りの動機が語られ、
メディアにも大々的に報じられた。
奈奈詞被害者の会で署名が行われたり、世論の動きもあり、
二宮も松本も当初の予定より大分短い刑期で出所することとなったのだった。


 【数年後。相葉の店】
相葉「じゃあ、ニノの出所を祝って」
全員「かんぱーい!」
松本「良かったな、無事出られて」
二宮「潤くんさっさと出所するからさあ、俺一人で寂しかったんだからね」
松本「しょうがねーじゃん、お前より刑軽いんだから」
二宮「そりゃそうなんだけどさ。あのさあ」

二宮がちらりと横を見る。

二宮「なんで、この人達までいんの?」
大野「俺? 今日非番だから。ねえ翔君」
櫻井「うん、まあ、そう、だし」
二宮「いや非番だからってさあ! なんか違くない!?」
松本「でも俺の出所記念パーティにも来てたぜ」
二宮「え? そうなの?」
大野「まあいいじゃん細かいことはさあ。それよりほら、食え。
    シャバの飯美味いだろ」
二宮「それあんたが言うの違くない!?」

二宮の言葉で笑いが起きる。
楽しそうな笑い声は、いつまでも相葉の店に響いていた。



<終わり>


                                                               


色々ツッコミどころあると思うんですけどスルーしていただければ幸いです……。
書いていて、自分かいかにNO PLANか思い知らされました。
なんでこんな設定にしたんだよ二日前の自分! とキレたこと多数(笑)。
ただもうとりあえず最後まで書けたのでいいことにします(自分に甘い)。
.
.
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妄想バラエティ コメント: 2

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2015年07月26日 22:33 | | | 編集

Re: >ゆうさん

こんばんは。コメントありがとうございます!
そして本当にありがとうございます! このシリーズなんですが
もう本当に全然反応がなくて、あーやっちゃったなあ……(遠い目)とか
思いながら、でも最後まで書くべきだよなあやっぱり、書かないと
落ち着かないもんなあ、とか思いながら書いていたので
そう言っていただけて本当に嬉しかったですし救われました!
末ズスキーなのでついつい末ズのシーンが多くなったんですが(笑)
その辺りも楽しんでいただけたようで良かったです。
自分でも書いていて結構感情移入する性質なので、
実は書いていて辛くなるところが何回もあったのですが
なんとか書き終えて良かったです。
でも書きながらも、こんなんもう誰も読んでないよなあ、とか
ちょっとやさぐれたところもあったので、もう本当に本当に
嬉しかったです! なんか同じことしか書いていない気もするんですが
でも本当に嬉しかったんですよ! ありがとうございます!
そしてぜひぜひ飲み会したいですー。そちらに行くときはご連絡します。
ほんとぜひぜひー!

2015年07月27日 09:17 | URL | 海老原 梓 | 編集

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プロフィール

海老原 梓

Author:海老原 梓
10月15日生まれ。山形県出身。
お笑い大好きです。
野球や、ハロプロはじめ女性アイドルも好きです。

2014年11月、15周年特番あれこれなどがきっかけで嵐にドハマリしました。一推しは松本潤くんです。泣き虫ちゃん(相松)を推しています。

2016年11月以降、Hey!Say!JUMPも応援するようになりました。一押しは中島裕翔くんです。やまゆとにテンションが上がります。

無記名や名無し等のコメントには返信しませんのでコメントにはお名前(ハンドルネーム)をお願いします(但し、一部のメンバーを下げる発言や、記事を読んでいないのに書いたと判断したコメントにはお名前があっても返信致しませんのでご了承ください)。相葉ちゃんを下げるコメントをされた場合はアク禁をします。返信が必要ない場合は明記していただければ返信はしませんがありがたく読ませていただいています。拍手コメントはその記事のコメント欄でお返事しています(返信不要以外)。メールフォームからのお返事は確約出来ないです。すみません。

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