幻のアンコール聞こえた?

人生何があるか分からない、だから面白い

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妄想バラエティ ~共犯関係 3~  

どうもー。落ち込んだ時は『Gの嵐』のお絵かき神経衰弱の回を観ます。
そうです、海老原 梓です。

私も絵は描けないので人の事は言えないんですけども
翔君の絵ってなんであんなに面白いんだろうなあ(注:褒め言葉)
トトロとかツボすぎてLINEのアイコンにしましたさ(笑)。


さて、妄想バラエティ続きです。
続きなので読んでない方は1から読んでいただけると幸いです。
注意事項等もそちらに書いています。
妄想は追記にて。




松本「もしもし、カズ、聞いてんだろどうせこれも。だったら電話出ろよ。
    無視してんじゃねえぞお前。いい加減電話出ろって。おい、カズ!」

留守電の録音終了を示すピー音が鳴る。
松本はため息をつき携帯電話を下ろしかけたがもう一度ボタンを押す。

松本「なあカズ。いっこだけ訊いていいか。
    ……なんで、俺に嫁子を紹介した?」



◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇



 【8年前。橋の下】
相葉「あ、ニノ! 松潤! 久しぶり!」
二宮「……ひさしぶり」
松本「……元気だった?」
相葉「うん。元気元気」
二宮「ちょっと、痩せたんじゃない?」
相葉「あー、俺野球部入ってさ、練習超きついの。でも甲子園常連校だし
    俺も頑張れば甲子園行けるかもしんないしさ!
    二人とも野球部なんだよね。甲子園で会おうよ」
松本「いや、俺らの高校は大体1回戦で……」
二宮「分かった。甲子園で会おう」
松本「……そうだな、甲子園で会おう」
相葉「楽しみだねー。おじさんとおばさんもさ、すっごい応援してくれて
    俺が甲子園行く時は絶対応援行くからって言ってくれて」
二宮「そう、なんだ」
相葉「おじさんもおばさんもすっごい優しくてさ、俺を本当の子供みたいに
    可愛がってくれて。おばさんはさ、俺のお母さん、っていっても俺が生まれてすぐ
    死んじゃったから俺は覚えてないんだけど、双子だったんだって。
    だからおかあさんにそっくりだったみたいで、だから俺ともちょっと似てんの。
    おじさんは親父とは全然違ってダンディな感じでさ、歌超上手くて、
    ギターも上手いの。俺にギター教えてくれんの」
松本「良かっ……た、ね」
相葉「うん。最初はさ、どうなるかって思ったんだよね。親戚の家に行くとか言われて。
    でもほんとに優しくてさ、おじさんもおばさんも、自分家の子になればって
    ずっと言ってくれて」
二宮「そっ、か……」
相葉「だから、俺明日から倉田になるから」
二宮「は?」
松本「……はあ!?」
相葉「養子縁組。ほら、俺の親父ってさ、世間的に言うと放火犯になるから、
    俺そのままだと放火犯の子供になんのね。だから、相葉のままだと
    この先色々辛いことがあるんじゃないかってすごい心配してくれて。
    それもあってさ。高校生のうちに名字変えた方がこの先いいだろうって」
二宮「……」
松本「……」
相葉「親父一人っ子だったし、親父のお父さんお母さん、つまりおじいちゃんおばあちゃんね、も
    もう死んじゃってるからさ、俺しか相葉名乗る人いないんだけどさ、
    そんなこと言ったらおじさんおばさんが悲しい顔するでしょ。
    それはさ、俺も分かんだよ。おじさんもおばさんも俺を心配して
    養子縁組勧めてくれたの分かるしさ。
    すごい分かるんだけど、今日までは、って思ってた……」
二宮「……」
松本「……」
相葉「知ってる? 詐欺の時効って7年なんだって」
二宮「……」
松本「え……! だって7年って……」
相葉「うん。親父が死んでから、今日で7年なんだよね。
    その間さ、警察からは何の連絡もなかった。
    ニュースもずっと見てたけど、犯人らしき人間は出て来なかった。
    だから、捕まんなかったんだと思う……」
二宮「……」
松本「そんな、だって……」
相葉「俺さあ。今幸せなんだよね。おじさんもおばさんもすげー優しいし、
    夕飯はみんなで一緒に取るの。憧れてたんだよね俺。
    親父は夕飯時は店に居たからさ、俺いっつも一人で食ってて、
    だから家族で夕飯って憧れてたんだよね。
    二人ともすっごい優しくてさ、俺の話ずーっと聞いてくれてさ、
    俺が何か言う度に笑うの。だから俺も笑うんだけどさ、
    時々、俺何で笑ってんだろうって思って……。
    ほんとに、すごい幸せなんだって。楽しいんだって。
    でも、時々、すっごい時々、なんか、無性に泣きたくなるっていうかさ、
    おかしいよねこんなのさ。でも、なんか、時々、我慢出来なくなって……」

相葉の目から涙がこぼれる。

二宮「泣きなよ。大丈夫だからさ、俺らは」
相葉「ニノ……」
松本「うん。まぁの涙が枯れるまでここいるから」
相葉「松潤……。ありがと、二人ともありがとう……」
二宮「目こすらない方がいいよ。腫れるし赤くなるから。
    泣くだけだったら赤くなんないから大丈夫」
相葉「……よく知ってんね」

泣く相葉。
支えるように立つ二宮と松本。

相葉「ごめんね。ありがとう。もう大丈夫」
松本「今夜、うち泊まる? まぁだったら親も歓迎するし」
相葉「ありがとう。でも、おじさんおばさん……お父さんお母さんが心配するから」
二宮「……」
松本「……」
相葉「明日から倉田だから。今後ともよろしく」
二宮「俺今度からまーくんのこと相葉君って呼ぶ」
相葉「え?」
二宮「元々そう呼んでたしさ。その方がしっくりくるもん。ね、潤くん」
松本「え、あ、ああ。でも相葉君より相葉ちゃんの方がいいんじゃね」
二宮「そうだね。じゃ相葉ちゃんで」
松本「甲子園で会おう。相葉ちゃん」
相葉「ニノ……松潤……ありがと……」
二宮「あーもう泣くなって」
松本「いいじゃん。好きなだけ泣けば」
相葉「ごめん。ありがと……」


相葉が帰り、二人残される河原。

松本「……なんで、なんでなんだよっ」
二宮「潤くん……」
松本「まぁのあんな顔初めて見た。あんな、泣きそうな顔で笑って……。
    結局俺なんも出来ねえんじゃねえかよ。俺らしかまぁを守れないとか言っといて」
二宮「そんなことないよ。潤くん。そんなこと……」
松本「気休め言うんじゃねえよっ!」
二宮「潤くん……」
松本「結局俺は何も出来ねえんだよ。無力なんだよっ」
二宮「それは、俺らが子供だから……」
松本「じゃあ大人だったらなんか出来たって言うのかよ! まぁに何か出来たのかよ!」
二宮「潤くん……」
松本「離せよっ」
二宮「……」
松本「俺帰るから。じゃあな」
二宮「……」

その日以来、疎遠になる二宮と松本。
そのまま高校を卒業し、別々の大学へと進学したのだった。


 【5年前。松本の家】
母親「そういえばあんた、駿太郎くんって覚えてる? ほら、お盆で集まった時
    よく遊んでくれた」
松本「駿太郎兄ちゃん? うわー懐かしいな! 今なにしてんの」
母親「探偵になったんですって」
松本「へえー。……え?」
母親「昨日ばったり会って。今度探偵になったからなにかあったら言ってくれって。
    浮気調査からペットの捜索までなんでもやるからって。
    ほら、名刺貰ったの。これ」
松本「なんでも、ねえ……」


二宮「潤くん! 久しぶり。電話ありがとう」
松本「久しぶりだな。……ごめんな、急に呼び出して」
二宮「ううん。それよりさ、すごいね、親戚が探偵やってるなんてさ」
松本「親戚って言っても10年以上会ってねえけどな。でも子供の時はすげー
    可愛がってくれたし、連絡したら話聞いてくれるって言うからさ」
二宮「良かった。これで相葉ちゃんのお父さんの件、少しでも分かればいいけど」

二人揃って駿太郎が勤めるラッキー探偵社へ。
社長に会い、相葉の話をする。
相葉の父が詐欺に遭い自殺したこと、詐欺はもう時効が成立しているため
警察は動いてくれないこと、でもどうしても犯人を探したいということ、
火事で手掛かりは全て燃えてしまったが、どうしても見つけたいということ。

社長「お話は分かりました。こちらとしてもそういう事情なら
    協力したいところなんだけど……」
松本「お願いします! もう全然手掛かりなくて」
社長「そこなのよねえ……。名前も偽名、顔も分からないとなると……。
    相当時間がかかると思うし、お金も。
    もちろん多少はサービスするけど、実費は支払って貰わないと、
    こちらも仕事でやってるわけだから」
松本「時間かかってもいいです。お金なら、必ず働いて返」
二宮「(松本の言葉を遮り)これで足りますか?」

二宮が貯金通帳を差し出す。
中を見て絶句する社長。

二宮「これ全部使っていいんで、見つけて欲しいんです。
    俺らの友達のお父さんを死に追いやった犯人を」
社長「もちろんこれだけあれば充分調査は可能だけど、でも、いいの? こんなに」
二宮「使っていいんで、見つけてください。お願いします」
社長「分かりました。我が探偵事務所の威厳にかけて、
    必ずその男を見つけ出します」
松本「あ、ありがとうございますっ!」
二宮「ありがとうございます!」


松本「カズ、お前、さっき幾ら……」
二宮「いいじゃんそんなことは。それよりさ、良かったじゃん
    引き受けてもらえて。やっぱさ、潤くんの親戚がいなかったら
    無理だったと思うし」
松本「まあ、そりゃあ、そうかもしれねーけど、でも……」
二宮「それより潤くんはさ、相葉ちゃんのお父さんを騙した奴
    見つかったらどうするつもり?」
松本「どうするって、そんなん、まず相葉ちゃんの前で土下座させて、
    それから親父さんの墓の前でも土下座させて、金返してもらって」
二宮「……あとは?」
松本「え、あと? いや出来るのそのくらいじゃね? だって時効成立してんだし、
    今更警察行ったって無理だろ。
    そりゃその程度しか出来ねーのは悔しいけどな」
二宮「そっ……か。潤くんはやっぱり常識人だからね」
松本「カズ?」
二宮「ううん、なんでもない。それよりさ、潤くんって彼女とかいるの?」
松本「え、なんだよ急に。いねーよ。先月別れてそれ以来一人だし」
二宮「あ、そう、なんだ」

二宮が足を止める。息を吸い、ゆっくりと吐く。

松本「カズ?」
二宮「あのさ、潤くん」

目を閉じ、開くと、松本を見ずに言った。

二宮「合コンしない? 俺さ、潤くんに合いそうな娘知ってるから。紹介するよ」



<つづく>


                                                       


ぎゃー、今までカテゴリを嵐ごとにしてたー妄想バラエティの間違いだったー。
ということでしれっと直しました。
いつまで続くんだって感じですがまだ続きます。すみません本当に……。
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