幻のアンコール聞こえた?

人生何があるか分からない、だから面白い

そして今更「花曇」の感想を書いてみる  

タイミングを逃して延び延びになっていた『花曇』の感想を今更ながらこそっと
書いてみようと思います。
このお芝居に関しましては、特に誰が見たいとかいうのはなくて
(いや出演者の皆さん好きですけども)、前に神保町に行った時に貰ったチラシを見て
あー面白そうー、と思ってチケットを取ったんでした。
実際、すごい面白かったです。
ということで軽く感想。

神保町花月ブログにあらすじが載っていますので、未見の方はまずそちらをどうぞ。
そして出演者。神保町のスケジュールからコピペ&一部追記。
ゆったり感(江崎・中村)/エリートヤンキー(橘・西島)/かたつむり林/
インポッシブル(蛭川・井元)/マヂカルラブリー(野田・村上)/マシンガンデニーロ・松崎

話の最初に雅夫(林)が亡くなった、と聞いた時は、『まさか「お疲れ武山」の再来!?』
とか思ってびっくりしたんですけども、そんなこともなく(笑)、幽霊としてずっと出ていました。
またねー、この幽霊姿が全身白のスーツなんですけども似合っていて。
すらっとしていてかっこ良かったです。神保町ブログの写真だとあまりその辺りが
分からない感じなので、舞台写真出たらぜひチェックしてみて下さい。かっこいいから。
で、メインとしては悟(江崎)と雅夫と香織(松崎)の3人の話なんですけども、
脇を固める面々がまた個性派揃いで素晴らしかったです。
悟の幼馴染2人も良かったんですけども、胡散臭い音楽プロデューサーのマイケル(橘)が
もうね!みのちゃんめっちゃ楽しそうじゃん、というのが伝わってきまして。
ぜひ神保町ブログに載っている写真を見ていただきたいんですけども、あれですよ(笑)。
あの人がちょこまかと舞台上を動くんですよ(笑)。
それにしてもあの服を着こなせる人ってそういないよなー、と考えるとみのちゃんってすげえ。

香織に歌手デビューの話が舞い込んで来て、とはいえそんな見るからに怪しい(笑)
プロデューサーなので皆騙されているんじゃないかと思いつつ、お互いがお互いを
気遣うあまりに言えないまま、香織がそのプロデューサーに100万を払っている事を
悟が知る、というシリアスな展開に。
香織も薄々嘘だとは感じながらも、CDデビューは雅夫との約束だから、と言うんですよね。
で、そんな香織のCDデビューを雅夫が止めようとするんですけども、その手伝いとして
ゴンゾウ(中村)とボーヨミ(西島)の2人の幽霊が来るんですよ。
そしてその時はこの2人は ”雅夫の知り合い” という話だったんですね。
でもって。
何の流れかはちょっと忘れてしまったんですけども、ゴンゾウが香織の事を
「お姉さん」と言うくだりがありまして、私思いっきりそこに引っかかったんですよ。
なんでかといえば、悟にとっての香織は姉だけども、雅夫にとっての香織は妻だから。
なので、雅夫の知り合いということは雅夫視点で物を見るのが普通ですから、
この場合は「お姉さん」ではなく「奥さん」と呼ぶのが正解だろうと。
とはいえこれがもしミスならば、初日ならいざ知らずこんな何日も経って
気付かないのはおかしくないか?、という疑問も持ちながら芝居を観ていた訳です。
というのをとりあえず頭の隅に置いておいていただけるとありがたいです。

CDデビューのために胡散臭いプロデューサーが持って来た曲がそれはもうふざけたもので、
どうせ歌うならちゃんとしたものを、と思った雅夫が、生前途中まで作っていた歌があって
それが引き出しに入っている、と悟に告げまして、その曲を演奏する事になるんですね。
その昔、悟、雅夫、近藤と森野(幼馴染の2人ね)、そして香織でバンドを組んでいて、
今回は雅夫抜きで演奏する、ということに。
雅夫も幽霊ではありながら曲の続きを作っていました。
そしてCDデビューというのは嘘だというのが発覚するんですけども、せっかくだから
歌おうということになって皆で歌う事に。
それは劇中で披露されました。

神保町ブログのあらすじではばっさりカットされているんですけども、悟は実は
東京で暴力団に入っていて、抗争で相手の組員を殺して銃を奪ったという経緯があって
(但し、その相手は実は死んではいなかったと後で判明します。ゴンゾウの台詞で)、
今回10年ぶりに実家に戻ってきたのは死ぬ(自殺ね)前最後に皆の顔を見ておこうと
いう気持ちから、だったのですね(はっきりとは語られませんでしたが)。
で、胡散臭いプロデューサー達を奪った銃で一度追い払ったのですが、
実はプロデューサー達というのはその相手の組の人間で、銃に見覚えがある、それは
うちの組から盗られたものだ、と悟に詰め寄って来たんですよ。
で、悟が殺されかけるんですが、ボーヨミが助ける、と。
そして悟が気付くんですね。ボーヨミは、実は飼っていた犬(ベス)だった、と。
このボーヨミなんですけども、最初に名前を訊いたら「覚えてない」と言いまして、
しかもセリフが全部棒読みなんですよ。なので「ボーヨミでいいじゃん」となりまして
そう呼ばれるようになったんですね。
なんですが、にしじってエリヤンのネタを見ている限りではそんな演技下手じゃないから
この棒読みもあえてのことなんだろうなあとか思っていたら、実は犬だった、と。
もうね、この展開にはうわあー!と思いましたよ。
神保町ブログの写真を見ていただけると分かるんですけども、裸に白の毛皮まで
いかないけどちょっともこもこした感じの服を着ていて、首に布を巻いているんですね。
あれ首輪だったのか!と。
で、ごめんなさい話が前後するんですが、ゴンゾウが実は悟の父親だった、というのも
その前に分かるんですよ。でそれ知った時、だから「奥さん」じゃなくて「お姉さん」
だったのかー!と。
そこに気付いた時はほんと痺れました。まさかあのセリフがこう繋がるとは。
2人(というか1人と1匹)に助けられ、また生きる決意をした悟、という流れが良かったです。

カーテンコールでちょっとフリートークがありまして、その中で林さんが
「松崎さんの歌が下手すぎる」と言い出しまして(笑)。
いや、下手ではないとは思うんですよ。私が聴いた限りでは。
ただその、上手いかと訊かれると、あのー、ですね。うん。
なんていうか、どちらにも弄れない程度の歌唱力といいますか。
ただそれが、まあそりゃCDデビューは無理だよね、という妙な説得力に繋がっていたのは
紛れもない事実だったとは思います。

泣きそうになったりもしましたし、実際すごい面白かったです。
私の説明があれなのであんまり伝わっていないかもしれないですが。
その辺りはほんとごめんなさい。
機会があったらもう一度観たいなー。気付かなかった伏線とかまだまだありそうですし。
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コメント

1. 花雲


よっ!待ってました(笑)
いやぁあらすじ読んだだけでもドキドキしちゃいますねコレ!生で見たかったー。
で、神保町花月ブログで見てきたんですが、
「おいみのちゃん!!」と思いましてね!
写真だけでああなっちゃうんですから生で見た海老原さん・・・。うらやましいですっ!!
あと思ったのが「野田君カッコイイッ!」
もともとファンだったんですがあの写真がたまらなくてですね!光まで味方してる!とか思って一人でテンション上がってました(笑)
そのうえ上のみのちゃんとのギャップが!
ストーリーは練りこまれていてあらすじだけでも「うわぁぁぁぁ!!」と思っちゃいました。
神保町のお芝居は見たいものがたくさんあって神保町ブログであらすじを書いていてくれるので、助かりますよね。私は今気になっているのは「パーフェクト・ライフ」ですねー。
あー見たい。DVDになってほしいですよー。
海老原さん「theアドリブー」見られてたんですね!あれのラストを見るたびに鳥肌が立つんですよ私!いやもう「押見さんごめんなさぁぁぁい!ネタも校長先生にティッシュ上げる奴しか見たこと無いんですぅぅぅ!」と土下座したい気分ですよマジで。あれ菅さんと又吉さんが個人的にツボでした★菅さんよくフタ作り会社に持ってったよなぁ。と思います。
もっと別のも見てみたいんですけど今のところ初回の奴と今回の山小屋編しか見れてないんですよねー。

佐々 #79D/WHSg | URL
2011/04/26 21:19 | edit

2. >佐々さん


こんばんは。コメントありがとうございます。
すっかりタイミングを逃してしまっていたので、今更どうしようと
思っていたんですが、書いて良かったです(笑)。
本当にいいお芝居でした。地味といえば地味だったせいか、
チケットはそこまで売れていなかったらしいんですけども
(でも日を追うごとに客数は増えたらしいです)、勿体ないなと。
みのちゃんはもうインパクトありすぎでした。面白すぎでしたよ。
野田くんはほんとかっこ良かったです。すらっとしていますし。
実は本ボスだったんですけども、悪役も似合っていました。
ほんと、神保町ブログは毎回あらすじを書いてくれるので
感想を書くにあたっても助かっていますし、あらすじを読んで
あーこれ観たかったなーとか思いを馳せたりも出来るんですよね。
あらすじって書くの大変なんですけども、毎回書いて
くれるので本当に頭が下がります。

海老原 梓 #79D/WHSg | URL
2011/04/27 23:57 | edit

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